◆緊急告知

関東通産局は、特定商取引法に違反する行為により、リゾートクラブを含む複合会員権を連鎖販売する㈱リゾネットに対し、15か月間、業務停止命令。会員を勧誘したら儲かるとか、会員はいつでも割引で泊まれるとかには要注意!
㈱リゾネットは当協会の「リゾネット」とは関係ない・・・e-Commerceを舞台にした新たな事案
 

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お知らせ

 リゾートより観光
 小豆島は、この前に取り上げた北軽井沢や隣接する軽井沢にくらべたら、もともとは豊かな地域だった。よって島は、リゾート開発向きではないし、その必要もなかったとみる。
 すでに堀本文次などによって観光開発、具体的には、域内公共交通の充実・観光対象の整備・宿泊施設への投資・メディアによる販売促進などが進んでいた。堀本は1919年創業の小豆島バスの中興の祖で、孔雀園開園の70年ごろがピークだが、その会社は、長年の借入金累積額16億円と、2010年4月発覚した補助金不正受給に伴い、1.7億円余の補助金返還請求がたたって今は見る影もなく、創業後約90年を経て、当該路線バス事業は2010年4月から小豆島オリーブバス(土庄町も出資の第三セクター)に継承された。ただそのオリーブバスもまた、類似の不正受給事件(2013年8月)で揺れている。交通で苦労した点では小豆島・北軽井沢にも共通点がある。
 なお、最盛期には放し飼い3000羽の孔雀が50万人の入場者を集めたが、2008年12月に閉業の頃には、200羽で5万人まで減少した。わずか38年しか続かなかった。孔雀さんの恨みを買ったのだろうか!   
  但し豊かといっても、しょせんは海抜で817Mの星ヶ城山を抱えた島。伊達藩のように江戸にコメを送れるような豊かさではない。左の図表のように、段々畑で頑張っているのも含めての「豊かさ」である。それでも、同じ田毎の月でも、オリーブの小豆島は暖かいせいか、姨捨山よりは明るい感じだ。
 前回取り上げた北軽井沢は、江戸時代の石高でせいぜい300石くらいである。いまこそ浅間高原だが、江戸時代の別称「六里ヶ原」を盾に取れば、24平方キロある。小豆島はざっと11平方キロ、約1万石である。つまりは小豆島のほうがずっと豊かだ。
 リゾートとしての開発の狙いはタダ同然の土地に付加価値を植え付けることにある。したがって、リゾートはもともと貧しい場所である。日本の場合は、貧しいとは米が獲れない場所をイメージする。
 こういう考え方は、観光とは若干違いがある。大都市の1等地繁華街は観光地にはなるが、リゾートに持っていくにはかなり困難が伴う。たいていはレギュラーホテル(業態はいろいろ)にしておいて、必要なら滞在対応をする商品を組み込む。
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