◆緊急告知

関東通産局は、特定商取引法に違反する行為により、リゾートクラブを含む複合会員権を連鎖販売する㈱リゾネットに対し、15か月間、業務停止命令。会員を勧誘したら儲かるとか、会員はいつでも割引で泊まれるとかには要注意!
㈱リゾネットは当協会の「リゾネット」とは関係ない・・・e-Commerceを舞台にした新たな事案
 

1291382

西日論争
 オリビアン付近の集落の住民は、「西日」を嫌う傾向にあるという。確かに、たとえば夏至のころ、陽が西海に傾きはじめ、残照を浴びるのは決して愉快ではない。山の端ならぬ雲の端がどうでるかは、日によって異なるが、日が西雲の端に傾くころから、日没までの1時間くらいは、オリビアンならではの楽しみであろう。
 よく見るとメインロビーのテラスは北向き、増築された客室はすべて西北向きである。「夕日は悲しい」「不健康」「朝の陽こそ健全」と言いたげな和風旅館では、考えがたい発想だ。オリビアンの設計者は、「北向きは贅沢」「夕日の微妙な移ろいこそ魅力」と読みこなしていたかもしれない。
 

 瀬戸内に浮かぶ島々を庭石に見立て、日々変わる西雲を山に見立て、日中は陽を背にして北に本州を眺め、海の色の移ろいを眺める・・・というような設定は、そうそう、いつでもだれにでもできることではない。
 
 夕日のコンテスト
 2009年8月22日付で、日経新聞「日経PLUS1」が、「何でもランキング:夕日の美しい宿」を誌上で特集した。8月下旬の頃、地平線に堂々と沈む夕日のコンテストを行った。1位は414点で新潟県の瀬波海岸「夕映えの宿汐見荘」。2位に381点で青森県「黄金崎不老死温泉」、3位に375点で香川県小豆島の「リゾートホテルオリビアン小豆島」が入った。「パターゴルフ場の芝生に寝転がりながらの鑑賞」が特筆されている。
 以下、4位、294点で堂ヶ島小松ビューホテル(静岡県西伊豆町)、5位に228点で旅館紅鮎(滋賀県湖北町)。以下は225点から188点の範囲で、6位の淡島ホテル(静岡県沼津市)、7位は横浜ロイヤルパークホテル(横浜市)、8位にホテル日航東京(東京都港区)、9位が海辺のお宿一久(山形県鶴岡市)、10位に荒磯亭(福井県坂井市)とのことであった。
 また、「夕陽と語らいの宿ネットワーク」をテーマに、トラベルニュース社(大阪・西天満)が事務局となって、例年9月第三3日曜日に「夕日サミット」があり、昨年で10回目になる。ちなみに初回が2003年9月 京都府網野町(現・京丹後市)の夕日ヶ浦温泉・佳松苑。2回04年9月で新潟県村上市の瀬波温泉・夕映えの宿汐美荘、3回目の05年9月に 香川県土庄町のリゾートホテルオリビアン小豆島で開催された。テーマは「世界の瀬戸内海―その景観と夕陽」という。
 以下、06年9月の 長野県南木曽町南木曽温泉・ホテル木曽路、07年12月の 静岡県西伊豆町・堂ヶ島温泉ホテル、08年9月 和歌山市加太・休暇村加太、10年9月が 大阪府東大阪市石切温泉・ホテルセイリュウ、11年9月 福井県坂井市・三国観光ホテル、12年10月 長崎県西海市・ホテル咲都、そして13年秋は滋賀県長浜市・長浜城天守閣で開催とのことである。
 なお、オリビアンから、いまは競合先に非ずとされた沖縄だが、ここもまた、マンザ(ANA系)・オクマ(JAL系)・パール(国場組系)など、昔からの人気のビーチは、圧倒的に西海岸である。コンテストにノミネートされるに十分な夕日が見られる。
 
 外国人はこれから 対岸は牛窓
 オリビアンの海を挟む真向いは、ほぼ牛窓海岸という海水浴場。牛窓は竹久夢二の生家がある。いまは瀬戸内市牛窓町である。オリビアンからは、クルザーがあれば10分程度、目と鼻の先である。バブル期にはそういう需要に応じていたというから、いずれは復活するであろう。
 インバウンド客はこれからである。まだ台湾人が週末にバス一台程度で、ツアー客である。ことばや気質は何ら問題ない。オリビアンの厨房は、旅館厨房ではなく、和洋中からなるホテル厨房なので、フレンチと中国にも対応可能で問題は起きない。
 客室からのクレームもほとんどない。中国・韓国勢もいずれは訪れるようになろう。これからのお楽しみである。
 高松からは台北2・上海3・ソウル3・那覇・7、岡山から台北2・ソウルと上海各毎日、グァム2(数字は週の便数)、飛んでいる。この空路にオリビアン自慢の温泉を付けるのと好評である。
               つぎへ⇒