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高橋荒太郎のこと
当時の島の実力では、島内の人々に食料を供給できないとなれば,大阪の商家に丁稚奉公というキャリア形成は、珍しいものではなく、後述するが、松下幸之助の大「パナソニック」の大番頭「高橋荒太郎(あらたろう)」などは、まさに出藍の誉である。
紛うことなく、小豆島の・・の出身。むろん本人の才覚もまた尋常一様ではないにしても、矩を超えずに耐え抜く生き方は、小豆島に根付いた人生観なのかもしれない。

ちなみに、小宮 和行『松下幸之助が惚れた男―評伝 高橋荒太郎』ダイヤモンド社、1996、その他がある。 (注)たまたま開催されてい高橋荒太郎翁『矩を踰えず』展
主催者は柳生敏宏(小豆島ヘルシーランド)氏とある。