◆緊急告知

関東通産局は、特定商取引法に違反する行為により、リゾートクラブを含む複合会員権を連鎖販売する㈱リゾネットに対し、15か月間、業務停止命令。会員を勧誘したら儲かるとか、会員はいつでも割引で泊まれるとかには要注意!
㈱リゾネットは当協会の「リゾネット」とは関係ない・・・e-Commerceを舞台にした新たな事案
 

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クラブライフの誘い ①

 【塩原温泉に7泊滞在の提案】
 那須高原に比べると「地味」な温泉場にしか映らない。紀州鉄道があえてここに80億円かけて「那須塩原ホテル」を建設したのは1990年のことである。いまは、会員制リゾート「倶楽部つどう」(To do)の一施設でもあり、7-8階はおもに会員本人(名義人)のフロアとして運用している。「倶楽部つどう」の会員になって、たとえばここで7泊滞在する。あえて7泊としたのは、しばしばバケーションオーナーシップとよばれる英米流の会員制リゾートクラブに準じたからで、その半分の期間に分割することもよくおこなわれるから。7泊でなければならない理由はない。ただ、主目的は観光(tour)ではなく滞在(stay。ここは少々こだわるところである。観光するだけならば、旅行代理店のツアー商品の方が優れているともいえ、自分の宿として滞在できるからこそのリゾートクラブであろう。紀州鉄道はもともと滞在型の保養を指向するのに適したリゾートクラブである。
        
  

リゾートの語源に従えば、たとえば塩原にいくのは、塩原にたびたび帰ることの一環として、塩原を訪れることを意味する。そして滞在とは、部屋のなかに閉じこもって1週間文筆活用に励むこともあってよいが、しかし閉じこもったままの状態のみを意味しない。滞在先からあちらこちら出かけることは含まれる。クルマか公共交通機関か徒歩かで行動範囲は異なってくる。事前の計画が重要になるが、いずれにしても、できたら普段とちがったことを含めて、自分で計画しなければならない。リゾートが山海の僻地にあるのは、ただそこに居るだけでも水や空気がふだんとちがって綺麗とか美味しいとか、そこからちかくの山・海に頻繁に行けることを確実にするためである。

 【樹齢1500年の杉と対話】

  紀州鉄道の「那須塩原ホテル」に滞在する場合、なにがあるのだろうか。ゴルフにスキーに温泉めぐり(塩原の街なかには泉質の異なる温泉がいくつか並んでいる)に会席料理と散策とならべることで十分なようにも見えるが、なにか心身の健康につながる精神的なものが欲しい。ここから先は主観で大いに異なるところだが、このホテルの裏山の塩原八幡宮の境内に樹齢1500年くらいの杉の木が2本並んで生えている。上り坂だがほんの数分であるから、雨が降ったとしてもたびたび訪れることはできる。
  よほど水に恵まれて杉の生育環境によいのだろう。屋久島の6000年を目指してまだ生き延びるようだ。このくらいの樹木になると、小説にもなるし、国の天然記念物(1927年指定)にもなるが、塩原八幡宮のしつけが良いのか、この2本の杉の佇まいに嫌みがない。小説や記念物指定にお構いなく平然と佇んでいる。その平然さに敬意を表する。
  そこで、7日間滞在して、天候にかかわらず訪れ、毎日定時に30分無言で語り掛けたら、なにか答えが出てきそうな予感がする。霊験があったら、ホテルの支配人に宮司を紹介してもらって氏子になるのも一興である。ただし塩原八幡宮の社格は那須町にある県社乃木神社よりも下の「村社」である。しかしこのごく平凡な社格が超然とした古杉のためには似合う。かえって良かったのだと思う。 
②に続く

 

逆杉樹齢1500年 部分 塩原八幡宮