会員制リゾートクラブとは

【リゾートクラブ】
リゾートホテルやコンドミニアム、別荘など宿泊を中心とした施設を、法人、個人がメンバーやオーナーとなり、一般よりも優遇された予約システムのもとで会員料金により利用するものをリゾートクラブといいます。 

【会員権…オーナーズクラブとメンバーズクラブ】
施設を維持したり、会員システムを安定的に運営したりするための一定の費用を会員が負担するものが会員権です。リゾートクラブの基本形は①共有制(オーナー型) ②預託金制 ③入会金制があり、これらの混合タイプもあります。主なものに①を中心とするオーナーズクラブと②③に該当するメンバーズクラブの二種類があります。協会加盟クラブでは、会員権の60%がオーナーズクラブ、40%がメンバーズクラブになっています。

【オーナーズクラブ/共有制】 
① オーナーズクラブ(共有制) 対象施設の不動産(土地、建物など)の所有権を会員となる法人・個人が取得してオーナーになります。入会時には、他に会員保証金や入会金を伴う場合が多く、原則的に不動産を所有している期間はオーナーとしての立場が継続されます。⇒
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【 メンバーズクラブ/預託金制または入会金制】
② メンバーズクラブ(預託金制または入会金制) 所定の入会金や預託金などを払い込んでそのクラブのメンバーになるもので、会員となる期間が定められている場合が多いようです。預託金とは、入会時にクラブ会社が一定の年限を定めて会員資格の保証のため無利息で預かり、据え置き期間が満了し、会員が退会するときに元金が返還されます。⇒
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【一定の年会費や、年間維持管理費などを負担】
以上両方のシステムとも、保有期間中は一定の年会費や、年間維持管理費などを負担する取り決めとなっています。

【個人会員権と法人会員権】
会員権の種類としては、個人会員権と法人会員権とがあります。① 法人会員権 会社などの団体が、組織の福利厚生の一環として、リゾートクラブの会員となり、会社の役職員が保養施設としてレジャー用途で利用するものです。会員権の首位により金額や年間の宿泊利用枠が設定されますので、会社は従業員数や利用頻度などを考慮して購入します。② 個人会員権 個人がファミリー単位の利用のために取得します。レジャーは本来プライベートなものなので、個人が家族構成や自分の趣味嗜好を考慮にいれて、気に入ったリゾートを選びます。
 

【会員とクラブ会社の関係】
会員とクラブ会社の間には、サービスの提供と対価の支払関係、その他、一定の権利義務関係があります。協会では、加盟会社のルールとして倫理綱領などが定められており、双方の権利義務の内容については、会員の入会時に、重要事項説明書に記載して交付することになっています。 

【年間利用の調整や平準化】
リゾートクラブは、一定の施設を多数の会員で平等に利用するものですから、一口の会員に対して1年間の利用泊数の上限を定めているところが多い。このため、入会時以降、毎年上限枚数の施設利用券を交付するクラブもあります。この施設利用券は、会員により利用が偏らないように、平日利用券、土日祝の利用券、あるいは、トップシーズン利用券とそれ以外の季節の利用券など、一律の基準による利用券を発行して、年間利用の調整や平準化を行っています。また、トップシーズンに限って、抽選を行うクラブもあります。

【タイムシェア】
利用調整の目的でタイムシェアという仕組みを導入しているクラブもあります。これは、あらかじめ一定のルール(カレンダーによる割当日の指定など)によって、利用日を公平に配分して、会員利用権の平等化を行っているものです。このように会員の利用の公平性を確保する意味で、なんらかの形で利用日や期間をあらかじめ割り当てたうえで、これを交換して流動的に使う方式を工夫することもあります。割り当てるという意味でタイムシェアと呼ばれます。アメリカのバケーションオーナーシップや日本のカレンダー方式などもタイムシェアのその例です。⇒
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別荘やリゾートマンションとは違ったリゾートライフ

【別荘やリゾートマンションに比べ経済的】
別荘やリゾートマンションとは違ったリゾートライフを送りたい方のもう一つの選択肢としてリゾートクラブがあります。 これは会員権を購入するわけですが、一つの施設や部屋を複数で購入するため、購入代金・管理費等のランニングコストも割安で経済性が高いと言えるでしょう。 

【施設の充実ともてなし】
それにリゾートホテル並みにレストラン・温泉・プール・テニスコート等の施設も充実しており、さらにホスピタリティの部分でも最高のおもてなしを受けることが可能です。  

【別の施設の利用も可能】
別荘やリゾートマンションとの違いでもう一つ大きいものは、施設を多く保有しているクラブの会員権の場合、別の施設の利用もできることです。 従って、一つの場所に飽きてしまっても、別の施設、又別の施設を利用し、楽しむことができます。
 

アメリカの会員制リゾートクラブ

 
 会員制リゾートクラブは日本だけのものではありません。
 たとえば、イギリスのカントリークラブのように、カントリージェントルマンが、それぞれのファミリーでの拘束から抜け出し、独立した時間をもち息抜きをするために、本拠のロンドンではなく、むしろカントリーに立地したジェントルマンのみで組織されるクラブがあります。その息抜きのひとつがゴルフだったのかもしれず、レディースの使用を拒むゴルフリンクをもつカントリークラブが少なくありません。
 
いまは転じて都会から離れて立地するスポーツクラブを指してカントリークラブという例も見られます。
 現代の海外会員制リゾートクラブのなかでは、アメリカのバケーションオーナーシップが非常に盛んで、中堅のホワイトカラーのなかには、バケーションを家族と過ごすのために、バケーションオーナーシップを所有する方が少なくありません。ウィンダム、ヒルトン、マリオットなど著名ホテルチェーンやディズニーエンタープライズのようなテーマパーク事業者が積極的に展開しておリます。
 ひとつのユニット(部屋)を1週間だけ区分所有するもので、必然的にタイムシェア方式を採用します。割り当てられた期間(52週のうちのいずれかの週)も州法で登記しますが、実際にはこの権利は、他の週や他の施設と交換して利用する特徴を持っています。
 また、ひとつのユニットのなかに、ベッドルームを複数もち、日常の生活の延長で過ごせるように、キッチンを持つタイプが多く見られます。⇒さらに詳しく